シナリオ補足:

■ ハンドアウト
1) PC1:"科学者の娘"
推奨サンプル:ひきがねコート
記憶のカケラ:"父親"
貴女の父は研究者であった。災害と人災により滅びを向かえようとしていたこの世界に
光りをとりもどそうとして、そのため の"キー"を貴女に託したのだ。
"ドール"として目覚めた貴女は、父親からの宝物を握りしめ、その記憶を取り戻す事を誓った。
# 父親からの宝物を持っています(初期の宝物にしてもいいです)。

2) PC2
推奨サンプル:つぎはぎアリス
記憶のカケラ:"青空"
貴女の記憶に残っているのは、病院のベットと固く閉ざされた窓。
身体の弱かった貴女にとってそこが世界のすべてであった。
だが、そんな貴女の手を優しく握りながらあの人は言ってくれた。
「君に青空を見せてあげるよ」と。今は思い出せないあの人が。
"ドール"として目覚めた貴女は、自分と誰かが写った古い写真を握り、病室から出ることにした。
# "古い写真"を持っています(初期の宝物にしてもよい)。

3) PC3
推奨サンプル:しかばねソロリティ
記憶のカケラ:"家族"
貴女の両親はこの施設の管理を行う立場の者だった。
貴女に対して厳しくするときもあったが、優しく頼りになる両親であった。
その施設では多くの人々が、外の脅威に怯えつつも、それぞれの家族や仲間と共に幸せに暮らしていた、はずだ。
今は、廃墟となってしまったここに何が起こり、どうなったか、思い出すことは出来なかった。
貴女は他の"姉妹(PC達)"と共に、その真相を調べる事にした。

4) PC4
推奨サンプル:のけものホリック
記憶のカケラ:"孤独"
貴方の記憶の中にあるのは深い"孤独"だ。
窓も無く、冷たく閉じられた扉と抑揚の無い声が響く、何も無い部屋。
時折、壁の一部が開き、鋭利な刃と透明な管が貴女の身体を蹂躙していく。「じっけん」との声と共に。
ほんのたまに、一つの画面に同じ年頃の少女達の姿が写ることがあった。それは貴女にとって「ともだち」、であった。
ある時、冷たい扉は開け放たれた。赤く点滅するライトと金切り声を上げる放送の中、
貴女は「ともだち」を探しに出かけた 。だが、そこで貴女は記憶は絶ち切られている。
再び、貴女は壊れた扉から外に出る。「ともだち」を探しに。