システム名:世界改変RPGアルスノヴァ
GM名:ロマン
募集人数:4〜5人
TRPG初心者対応:歓迎
システム初心者対応:歓迎
キャラクター作成&今回のPCレベル:指定アーキタイプ(サンプルキャラクター)を選択
使用するサプリメント:なし
必要なもの:20面体ダイス3つ以上(いくつか貸出可能)
ルールブックが無くてもOK?:まだ発売されていないので、未所持前提です
シナリオ概要:
『世界改変RPGアルスノヴァ』は、“イマジン”と呼ばれる想いの力によって形作られた現代世界で、
イマジンを自由に操る能力“アルスノヴァ”を持った存在――イマジナントとなって、
ホスト(改変を行なったイマジナント)によって改変されてしまった世界を元に戻すゲームです。
判定は能力値の個数だけD20を振って、もっとも高い出目を適用します。
シナリオトレーラー
逢ヶ浜学園の文化祭、わだつみ祭。君たちの学校を代表する名物行事だ。
定番の喫茶店からゲテモノまで、各種そろった模擬店に
学内に群雄割拠する、怪しい部活の展示やアトラクション。
ワイヤーや火薬が当たり前の、安全が心配な演劇に
鼓膜を全力で殺しにくる、ロックやら、メタルやらの爆音。
そしてついに、学園という異界で、若者のエネルギーが無軌道に炸裂した3日間は、今日の後夜祭で幕を閉じる。
……その、はずだった。
世界の何かが、変わってしまうまでは。
世界改変RPGアルスノヴァ
「ウォッチング・ザ・ホイール〜 Watching The Wheel 〜」
想像してごらん。想像力(イマジン)に限界はないって。
GMからコメント:
今回のシナリオでは、逢ヶ浜学園の学園祭で起きた世界改変を元に戻していただきます。
恋と青春をちょっとビターな味付けでお届けできればと思います。
まだ発売されてはいないオリジナルシステムではありますが、他の卓のシステムに負けないように、
全力で盛り上げたいと思いますので、気軽にご参加ください。
シナリオ補足:
導入ハンドアウト
※PCたちは全員、蓬莱島内の学生寮暮らしで、同じクラスや部活などで仲の良いグループです。
※調律者Dは、担任や部活の顧問など、生徒のPCと近い関係を推奨します。
調律者@:青春の体現者
推奨職業:学園生徒 アドレス:出雲鏡花(17 歳・女) 関係:両思い アーキタイプ:想造の申し子
「私、貴方の事が好きみたい。だから。あの……あのね」
逢ヶ浜学園の学園祭、わだつみ祭最終日の朝。仲の良い女友達、出雲鏡花が君に告白をしてきた。
彼女を憎からず想っていたこともあり、今日1日彼女と学園祭デートすることになった。
学校中を一緒に回り、いつもはあまり感情を表に出さない彼女が笑い、はしゃぐ姿に違和感を感じなくも無かったけれど、
今日という日はきっと、完璧な1日になる。君はそう思っていた。
調律者A:青春の傍観者
推奨職業:学園生徒 アドレス:友近良郎(17 歳・男) 関係:親友 アーキタイプ:導きの楽師
「よし、決めた! 俺、鏡花ちゃんに告白する!」
わだつみ祭最終日の朝。君の友人、友近良郎は宣言した。
君と彼、あと調律者@〜Cの共通の友人、出雲鏡花に告白すると。
“心の友”である君に協力してほしいとも。その後、彼は鏡花を探しに行き……。
ほどなくして君は、意気消沈し校内を徘徊している良郎を発見した。
君は良郎が失恋したことを察し、放っておくわけにもいかず、友人として良郎をなぐさめようと決意した。
調律者B:天使を狩る者
推奨職業:学園関係者 アドレス:ガブリエル(?歳・?) 関係:宿敵 アーキタイプ:不屈の探偵
「怖い顔をしないでくれよ。僕は、ただのお客さんさ。今のところはね」
君に問い詰められ、天使の名を名乗る少年、ガブリエルは意味ありげに笑いそう言った。
彼はイマジン生命体“イマジノイド”のなかでも特に危険な存在だ。
イマジナント以外の人類絶滅を企み、数々の事件や転調に関わっている。
なぜこいつが学園に?――疑問に思った君の一瞬の隙をつき、ガブリエルはその姿をくらましてしまった。
見つけ出さなくては。
調律者C:生徒会長の友人
推奨職業:学園関係者 アドレス:神保味子(18 歳・女) 関係:相方 アーキタイプ:夢幻の魔女
「食べもの屋さん見回りすると、タダでいっぱいご飯もらえるのさね! ウチ幸せ! もう、ず〜〜っと学園祭ならいいのにな!」
人呼んで美食少女生徒会長、神保味子は無類の食いしんぼうだ。
今日も君をひっぱりまわし、視察と称して食べ歩きしかしていない。
さっきの言葉も心からの本音だろう。そのとき、君はこの世界が歪むような違和感を感じ、気がついた。
世界が既に転調されていることに。自分が調律者に選ばれたことに。
調律者D:世界意志(イマジン)の代行者
推奨職業:学園関係者 アドレス:ジョン(75 歳・男) 関係:友人 アーキタイプ:魅惑の歌姫
「これは、転調が起こっているね。気付いたかい?」
君の友人、ジョンが言った。彼は君が所属するイマジナントの互助組織“イマジン・コァ”の代表者でもあり、
ここ逢ヶ浜学園の非常勤講師として音楽や美術を教えている。
彼は君に、他の調律者と協力し、この転調の調律をしてほしいと依頼してきた。
そしてこう付け加えた。「それでね。少し気になることがあるんだ。あとで旧音楽室に来てくれないかな?」