システム名:Vampire:the Masquerade

GM名:Le Comte

募集人数:3〜4人

TRPG初心者対応:可能(要覚悟)

システム初心者対応:歓迎

キャラクター作成&今回のPCレベル:Storytellerが作成したデータから選択

使用するサプリメント:Guide to Camarilla、Guide to Sabbat、Storyteller Companion、一部Clanbook(基本、Storytellerが使うだけです)

必要なもの:筆記用具(貸出可)、10面体ダイス複数(貸出可)、良識(貸出不可)、成熟した大人の心(貸出不可)

ルールブックが無くてもOK?:OK

シナリオ概要:
吸血鬼――人に戻ろうとして果たせず、人から離れようとして果たせず、
己の獣性と吸血鬼社会の冷酷さに押し潰されぬよう永遠に足掻きながら、
いずれ朽ち果てていく事を定められた呪われし者。
吸血鬼となってしまえば、もはや人間の世界に戻る事はできない。
どれほど愛しい人がいようとも、たとえ心が生前のそれと変わらなくとも、
吸血鬼は既に人間ではないのだから。だから、多くの場合に吸血鬼は
かつて愛した者達と分かたれる事になる。 けれど、そうした運命を素直に受け入れられる者ばかりではない。
永遠の孤独と苦悩を背負うがゆえに、慰めを求め、焦がれる想いを捨てられぬ者、
一度は決別しながらもそれを諦めきれずに縋る者は少なくはない。
それが人間と吸血鬼の間に悲劇をもたらす事も――
もしも、呪われし者になってなお諦める事ができない愛しい人がいたら?
一度は身を引きながらも、再びその愛しい人に巡り会えたとしたら?
そして、その愛しい人の心が既に自分の手の届かないところにあるのだとしたら
――貴方ならどうするだろうか?


GMからコメント:
『Vampire:the Masquerade』は現実世界の歪んだ鏡像たる『暗闇の世界』で、
人間としての自分と獣としての自分に苦悩する吸血鬼の物語を描く作品です。
今回は「既婚者になったかつての恋人」との再会を果たした吸血鬼の想いを
主題にした物語を用意しました。
「昔の女のために命がけで戦い、そして去っていく不器用な男」、
「届かぬ想いと知りながら、一歩引きつつも男への愛を貫く健気な女」
といった物語に惹かれる方、お待ちしています。