・システム名
モノトーンミュージアムRPG
・GM名
綾瀬(あやせ)
・対応人数
3〜5人
・TRPG初心者対応
歓迎
・システム初心者対応
歓迎
・キャラクター作成
自作サンプル使用(初期作成)
・使用するサプリメント
インカルツァンド・常闇のシェヘラザード
・必要なもの
6面ダイス2個以上(貸出可)・物語を愛する心
・ルルブなしでもOK?
OK(サマリー完備)

・システム紹介・シナリオ概要
【演目『奏楽都市の百鬼夜行(※Pandemonic Bremen)』】
そこはかつて“其達(※人ならざるモノ)”が人を救った街。
“化物(※人ならざるモノ)”が人を追いやろうとしていた。

人に住処を追われた存在。“其達”か“異形”か“紡ぎ手”か。
彼らは虐げられる運命を辿るしかないのか?
ただ人を憎む存在となり果ててしまうのか?

音の鳴り止んだ奏楽の街。押し寄せる正体不明の大群。
さあ、歌い踊るが良い。今宵は無礼講、“化物(※アヤカシ)”の宴。

【「モノトーンミュージアム」とは?】
「物語」が全てを支配する、童話的なメルヘン色が強いファンタジー世界が舞台となる。
“御標(※みしるべ)”が神によって語られ、人々は御標に従うことで生きている。
本来の御標は人に幸福をもたらす物語なのだが、“異形”と呼ばれる魔人達はこの御標を欲望のままに悲劇へと改変し、世界の理を歪曲することが可能である。
PC達は“紡ぎ手”という自らの信念によって御標から解き放たれた者となり、異形を倒して「ハッピーエンドを導く=歪められた御標を正す」ことを目的とする。

なお、基幹システムにSRS(スタンダードRPGシステム)が採用されている。
基本的に6面ダイスが2〜3個必要。戦闘スタイルによっては10個以上使うことも。

・GMから一言
「親愛なる紡ぎ手の皆、“モノトーンミュージアム”へようこそ。
 此度の物語は『ブレーメンの音楽隊』。人に住処を追いやられた、人ならざるモノのお話さ。
 君達には、歪んでしまった物語を正し“めでたし、めでたし”をもたらして頂きたい。
 厳しい戦闘が待ち受けているかもしれない。でも安心するが良い。
 紡ぎ手の旅立ちを私は喜んで受け入れ、必要とあらば手を差し伸べよう」




・シナリオ補足
【ハンドアウト】

・PC@ 【クラス】其達 【パートナー】レイラ(友情)
あなたは常闇森を住処とする其達であり、奏楽の街に住むレイラという人間の少女と友人である。
音楽祭の近付いたある日、レイラがあなたの棲む森を訪ねてきた。
彼女曰く「音楽祭が中止になった。そして、私はもうあなた達に逢いに行くことは出来ない」と。
彼女が明らかにそれを望んでいないことはすぐにわかった。どうにかして彼女の思いに応えねば。
補足:其達の種類は問わない。レイラは音楽の好きな一般的な人間の少女である。

・PCA 【クラス】童子or異形 【パートナー】イブキ(不安)
あなたは、イブキという異形(漆黒・曇白)の角を持つ其達と親交がある。
ある日、あなたが彼女と話していると、不意に彼女はこのようなことを言い出した。
「我々“化物”は、奏楽の街へ“百鬼夜行”を行う」と。それは事実上、街への宣戦布告だった。
どうしていきなりそのようなことを?理由のわからないあなたは、彼女の意向を確かめることにした。
補足:イブキもPC@と同様に常闇森に棲む其達である。PC@とも接点があることを推奨する。

・PCB 【クラス】芸術家 【パートナー】ヤクモ(上司)
あなたは自らの持つ芸を活かして、毎年奏楽の街で開かれる音楽祭に協力している。
しかし今年の音楽祭が急遽中止になることを、街の領主であるヤクモから伝えられた。
理由を聞きに行くと、「この街に異形の軍勢が押し寄せてくる御標が下った」とのこと。
紡ぎ手であるあなたにはすぐにわかった。それは歪んだ御標であり、正さねばならないと。
補足:専門領域は指定しないため、自由に決めてよい(音楽を専門としなくてもよい)。

・PCC 【クラス】裁縫師or狩人 【パートナー】“鬼”(仇敵)
左の地に住まう異形を討伐すること、それがあなたの生業である。
自分の所属する組織から、“鬼”と呼ばれる異形を討伐してほしいとの依頼を受けることになった。
場所は奏楽の街。毎年開かれる音楽祭を、今年はこの異形が邪魔しようとしているのだという。
普段通りの仕事であり、断る理由も特にない。あなたは現場である奏楽の街へ向かった。
補足:推奨する所属組織は“裁縫師組合(裁縫師)”または“青の双眼(狩人)”である。

・PCD 【クラス】指定なし 【パートナー】街の人々(庇護)
奏楽の街で、あなたは妙な噂を聞いた。近いうちに、街に“百鬼夜行”が起こるという。
13年前の“黒点の日”以来、人々は自身に破滅の御標が下ることを恐れながら日々を過ごしている。
これも歪んだ御標によるものだろうか。このままでは、街は大混乱に陥ってしまう。
そう思ったあなたは、既に動き始めていた。本来の“めでたし、めでたし(※ハッピーエンド)”を取り戻すために。
補足:いわゆるフリー枠。