システム名:Artemie Chronicle(アルテミー・クロニクル)
GM名:小菅 伸(こすが しん)
ジャンル:リアルロボット系SF
当日の販売:無し
対応人数:3〜4人
TRPG初心者対応:可(要覚悟&演る気)
世界観の説明:
"Artemie Chronicle"は月の地下で発見された先史文明の優れた科学技術の研究により飛躍的に技術が進歩し、
全長10〜30mほどの人型機動兵器"VEHTA"が戦争の主力となった未来を舞台に、
月と地球の対立、戦う事の意味や世界の厳しさ、そうした諸々を背負いながら、
"VEHTA"パイロットとして戦い、生きる人々の交流と衝突、葛藤を描く作品です。
判定方法の説明:
『Artemie Chronicle』は既成品であるロボットRPG『フレイムギア』のシステムをベースにしています。
クライマックス以外ではダイスを使わず、能力値とトランプの数字の合計で行動の成否を決定します。
クライマックスのロボット戦闘では10面体ダイス(基本2つ)の出目を戦闘技能値に加算し、
その結果に応じて行動の成否を決定します。
シナリオの概要:
異種知性体・星人(ヤルダー)との戦争が終結して15年が過ぎた西暦2201年。
星人の脅威に立ち向かうべく結ばれた地球と月の同盟は既に失効し、二つの星
は戦争の傷跡を癒しながら、互いに次なる戦いへの備えを始めつつあった。
地球統合軍は高い戦闘能力を有する月の機動兵器部隊に対抗すべく、軍の再編
計画を立案。同時に、地球の団結を求めて"地球統合政府構想"に基づく国連の
権能強化へと乗り出した。
だが、全ての人間が平等に束ねられるわけではない。見た目の平穏とは裏腹に
その過程で犠牲になった者達の怨念は、確実にこの地上に根付き、燻り続けて
いた。
地球を護るべく戦う者と、地球の大義のためにかけがえのないものを奪われた
者、それとは知らず心通わせた両者が相対した時、望まぬ戦いの幕が開く。
Artemie Chronicle用シナリオ『Symmetric Target』
「これは、俺達が選んだ戦争だ――」
PC作成方法:
作成済みのサンプルキャラクターから選択
こんな人におすすめ!
データは二の次、ビターなヒューマンドラマを楽しめる大人の心を持った方。
GMから一言:
シビアめな世界でのロボットSF物ですが、あくまでもロボットはガジェットであり、
戦闘はセッションの単なる一部に過ぎません。
主題は現実の延長である過酷な世界の中で生きる人々の人間ドラマを体感する事です。
また、背景が現実に近い分だけ理不尽な事も多くあります。
それらを理解した上で、甘過ぎず、荒み過ぎず、強く生き抜く人々の物語を共に紡いでいきませう。