GM名:ねぼすけ

■予告

ーーーかつてこの地には、『最強』の名を轟かせ、頼られ、恐れられていた傭兵団があった。

白獅子騎士団(レオ=ナイツ)
百獣の王者を紋に掲げる彼らが最強と呼ばれていたのも今や昔。
かつての英雄達は去り、残ったのは若輩の邪紋使い達ばかり。
現在は衰退の一途を辿る『ヌマミ王国』の衛兵団として雇われ、弱者の平穏を味わっていた。

しかし、『パンドラ』を名乗る軍勢が王国を急襲。
奮戦も虚しく、美しき王女はさらわれ、王国は魔境へと堕ちた。
魔境の危機を逃れた者達を覆う、絶望と喪失感。そして突きつけられる無条件降伏の屈辱。
血を流す恐怖より、屈服による仮初めの平穏が選ばれようとしていた。


…………いつまでナメられるつもりだ?
これ以上失う事を良しとする程、飼い慣らされちゃいないはずだろ?
取り戻せ。人も、国も、矜持も。奪われた物全てを。
思い知らせてやれ、奴等が愚かな喧嘩を売った事を。
さあ、眠れる獅子達よ、目を覚ませ。

サーガ・イン・グランクレスト side白獅子騎士団
怒りの牙

這い上がれ、屈辱に満ちた千尋の谷底を……。


【国の説明】

かつてラワパルコ地方にその名を轟かせてた伝説の庸兵団。
混沌の力をその身に宿し、味方には勝利を、敵には畏怖を与え、この地を縦横無尽に駆け巡っていた。
しかし、それも今となっては昔の話。かつての英雄たちはある者は死に、ある者は退き、またある者は混沌に呑まれた。
もはやこの庸兵団は、有名無実なものになって久しかった。

現在: かつて大国の一つとして名を馳せながらも、度重なる敗戦によって小国と成り果てたヌマミ神国に雇われている。
    幼いながらも、懸命に国を治める美しき女王は、傭兵達にとても気さくに接してくれていた。
    忌み嫌われる事が常の邪紋使いにとって、彼女の心遣いは癒しであり、彼女の微笑みは誇りであった。
    ヤツらが……パンドラが王女を攫うまでは。
性格: まず女王の救出が最優先。基本的に利害が合えば協力は惜しみなく、利用出来るものはガンガン使う。
    勿論邪魔する勢力には遠慮なく牙を剥く所存。
    反骨精神が主な原動力。行動は基本的に脳筋でガムシャラ。悪く言えば鈴蘭高校。

【参加導入】

ある日、突如『パンドラ』を名乗る軍勢がヌマミ王国に侵攻してきた。
『白獅子騎士団』の奮闘もむなしく、王女や王家の人間が人質として次々と攫われた。
敗北を重ね、いつしか戦を恐れるようになった王国の大臣達は、無条件降伏へと動き出そうとしていた。
死ぬかもしれない戦争よりも、無傷のまま虐げられる屈辱を受け入れる事を選ぼう、と。
今まさに、キミ達の誇りは踏みにじられようとしているのだ。

さぁ、目を覚ませ。眠れる獅子達よ。

【解放モチベ】

・王女、そして王家一族の救出。
・神国の魔境からの確保。そして戦果による神国の領土拡大。
・かつて最強と呼ばれた『白獅子騎士団』ブランドの復興。


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